Blenderで複数のマテリアルにわけてテクスチャが貼られている状態から、一つにまとめてベイクする方法をご紹介します。
ライトの設定
ベイクするとライトによる影がそのままテクスチャに反映されるらしいので、
最初に設置されているポイントライトを消して、Hemiライトをセットします。
下側に影ができるのが嫌だったので下からもHemiライトを当ててみました。
ところでこのパンダ、愛くるしすぎませんか。(自画自賛)
テクスチャの設定
テクスチャが貼られているマテリアルは、テクスチャのタブからMappingのMapのところでUVMapを選択しておきます。
1つにまとめる
まず、まとめるための新規UVを作ります。オブジェクトを選択して、右メニューの三角マークのタブ(名前知らん)を開き、UVMapの項目で+を押して新しいUVを作成します。名前はBakeにしました。
新しく作ったUVを選択したまま、編集モードに切り替えて、U→Smart UV Project(スマートUV展開)を選択します。
すると、以下のようなウィンドウが出てくるので、設定します。
おそらく、触るのはIsland Margin(島の余白)くらいでいいと思います。
ここは自由ですが、0.06と設定しました。
OKを押すと、こんな感じでひとつにまとまりました!
テクスチャをベイクする
ひとつにしたら、テクスチャをベイクします。
UV/画像エディタでImage > new Image(画像 > 新規画像)を選びます。
画像サイズは各々で決めてください。
Alphaはチェックを入れているとUVが当たっていない場所がアルファ抜きされるみたいです。
続いて、UVが先ほど作成したものになっていることを確認して、レンダータブを開きます。
Bakeの項目からBake ModeをTextureにし、Bakeを押します!
すると、なんだか色がつきました。
これを、Image>Save As Image(画像>画像を別名保存)で保存すると、こんな感じでテクスチャができてます!
仕上げ
画像を保存したら、新しいマテリアルを作成し、ベイクでできた画像を設定します。
ベイク前に使用していたUVとマテリアルを消します。
以上で完成です!
この愛くるしいパンダ(名をパンツ田)がVtuberやってるのでぜひ見てください。